

会社を知るABOUT US
「これでいいや」ではなく、
「ここがいい」と思える会社
鹿児島営業所
R.Suwada
(入社8年目)
鹿児島県立鹿児島工業高等学校卒業。2015年4月に入社し、鹿児島営業所に所属。主に石油タンクの開放検査と補修後の確認検査の業務に従事する。他所課の応援で出張に行くことも多く、年に4ヶ月ほど全国各地の現場に赴く。
常に伴う責任感と、求められる高い集中力
私が所属する鹿児島営業所は、ENEOS喜入基地株式会社様の基地内に事務所があります。主な業務は、石油タンクの開放検査と補修後の確認検査です。 開放検査はまず、タンクから石油を抜いた後、目視で変形や腐食が無いか確認を行う「目視検査」。底板を磁化させる装置を使用し溶接線内部にある傷を検出する「磁気探傷検査」。底板表面から超音波を伝搬させ、その跳ね返りで板の厚さを測定する「超音波探傷検査」など、複数の検査方法を用いて内外面の欠陥や腐食を検出しています。
石油タンクの溶接部には多大な負荷がかかり続けているので、小さな欠陥でも割れ等の基点になり、漏洩など重大な事故につながってしまいます。そのため検査中は常に責任が伴い、高い集中力が求められます。それだけに検査を無事終了し設備が問題なく稼働しているのを見ると、他では得られない大きな達成感を得られます。
また他所課の応援で、まだ公表されていない新幹線やリニアモーターカーの溶接線の検査も行う事があり、車両ができあがる姿を間近でみられるのは大変面白いです。こういった、一般の方では体験することができないような仕事に携われるのもこの仕事の醍醐味だと思います。
私たちが検査後に提出する報告書は、欠陥位置を正確に伝えるためにタンクの実寸を用いて作図できる「AutoCAD」というソフトを用います。私はもともとパソコンに苦手意識があり、初めて教わったときは理解するのに必死で、メモする余裕すらありませんでした。改めて一人で作成してみると正確に作図することができず、再度同じことを教えていただくことになり、多大な迷惑をかけてしまったことがあります。そこからはメモを必ず取るようにし、苦手だからこそ空いている時間で作図の練習を行うよう努力しています。
欠陥かそうでないかを判断する難しさ
入社間もないころは分からない事ばかりで、先輩方をサポートすることしかできませんでした。資格を取得後、初めて一人で検査を行った時も、欠陥なのかそうでないのか、なかなか判断できず先輩に助けていただいたことを今でも覚えています。現在では欠陥なのか正確に判断し、お客さまに説明をすることもできるようになりました。説明する中で、コミュニケーション能力も上がったと実感しています。まだまだ分からない事もありますが、さらに知識を深めて日々成長していきたいと思います。
鹿児島営業所に貢献するために
私は検査を行う上で必要な資格をほとんど取得していますが、さらにワンランク上の資格にも挑戦し、より高みを目指していきます。また、知識を深めることは後輩への指導力にもつながるので、自分のことだけではなく鹿児島営業所に貢献できる人材になりたいです。石油タンクの検査は、当社の中で鹿児島営業所がNo.1だと言われるようになるのが私の夢でもあります。
就活生へ向けたメッセージ
「ここがいい」を見つけて、ウィズソルへ
私たちの仕事は、ちょっとしたミスでお客さまからの信頼を失ってしまいますので、責任感の強い人が向いています。また検査は、一人ではなくチーム一丸となってやり遂げる仕事のため、細かな気配りができる集中力、コミュニケーション能力が高い人も向いていると思います。チームの関係が良くなると、楽しく仕事ができるようになりますので、どんどん先輩との仲を深めていってください。
保有資格
- 放射線透過試験(RT)
- レベル2
- 超音波探傷試験(UT)
- レベル2
- 磁気探傷試験(MT)
- レベル2
- 浸透探傷試験(PT)
- レベル2
- 渦電流探傷試験(ET)
- レベル2
- 超音波厚さ測定(UM)
- レベル1
- X線作業主任者
- γ線透過写真作業主任者
- 溶接管理技術者
- 2級
- 危険物取扱主任者乙種