

会社を知るABOUT US
多くの学びとともに見えてくる
自分自身の広がる可能性
関西営業所
H.Nakano
(入社1年目)
兵庫県立大学大学院工学研究科化学工学専攻卒業後、2022年4月に入社。関西営業所に所属し、主に貨物列車の車輪と車軸に傷がないか調べる、「超音波探傷装置」を用いた検査に携わる。
新入社員研修で得た知見
関西営業所では、石油タンクの検査や発電所の熱交換器・ボイラーなど、インフラ設備に携わる様々な現場で非破壊検査を行っています。その中でも、私が主に行く現場では、貨物列車の車輪と車軸に傷がないか調べる「超音波探傷装置」を用いた検査を行います。もし走行中、これらの部品が破損すると脱線につながる恐れがあるため、事故を未然に防ぐという意味で責任の重い仕事です。検査をするには資格が必要であるため、今は資格取得に向けて勉強中ですが、現場では先輩の補助をして日々学んでいます。
現場に入ってまだ数ヶ月のため、実際に傷が見つかったときのことは忘れられません。それまでは模擬試験片での傷しか見たことがなく、初めて見た実際の傷でした。私には何が原因でできた傷なのかさっぱりわかりませんでしたが、先輩は傷の原因を予想してすぐに対処されていました。検査をする上で大切なのは、非破壊検査の知識だけでなく、機械・製品の材質製造過程などの背景知識です。傷の判定を行うために知識を身につけることに加えて、経験も積み重ねて、先輩のような的確な判定ができるようになりたいです。
新入社員研修でのスピーチは、人前で話すことに苦手意識がある私にとって貴重な経験でした。研修では、人前で話すときは頭で考えるのではなく、とにかく喋るよう指導され、発表するうちに少しずつ慣れることができました。最終日には5分間スピーチをするのですが、人前で5分間も話すことなんてできないと思っていたので、終わった時には、自分が思っているよりも自分自身の持つ可能性は広がっていると気づきもありました。
自分の行動に責任感が生まれる
現場に行く前、装置などの準備をするのも大事な仕事の一つです。忘れ物をして現場で検査ができない状態になってはいけませんから、毎回必要なものが揃っているか2回以上確認します。
仕事を通して、自分のミスによって仕事が滞ることがないようより注意深くなり、自分のすることに対して責任感をもって行動する意識が強くなりました。
周りに頼られる技術力を持つために
まずは非破壊検査の資格を取得して知識を深め、現場で経験を積み重ねることで傷の判定ができるようになりたいです。また、所有者の少ない資格を取得することで活躍の場を広げたいです。そのためにも、空いた時間での勉強を継続していきたいと思います。
10年後には、何かわからないことがあればこの人に聞けばわかるという風にお客様や社員から頼られる技術力を持った検査員として活躍したいです。
就活生へ向けたメッセージ
今しかできないことに全力を尽くして
ウィズソルでは、仕事に必要な資格取得にあたって勉強する必要があるため、勉強熱心な人や、継続して物事を続けることのできる人が向いていると思います。また、過酷な環境で長時間同じ作業を繰り返すため集中力や忍耐力、体力も必要です。さらに、数人のチームで現場に移動して作業を行うので、コミュニケーションをとるのが上手な人も向いています。そして、女性の検査員としてもとても働きやすい環境だと思います。検査の正確性や丁寧さが求められるので、男女関係なく向いている仕事です。
1日のスケジュール
朝礼後、社用車に機器を積んで移動。
次の日の現場で使う道具の準備をします。
資格試験前は、電車で帰宅中に勉強します。