先輩の声

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関西営業所 チームリーダー 芥川幸司

さまざまな経験を積み、
養った技術を生かして
技術開発の分野でも活躍したい。

インフラ設備を検査する。それは、
人の暮らしを支える責任ある仕事です。

―どんな仕事を担当していますか?

 関西営業所では、主に石油・化学プラント、発電所の熱交換器やボイラーなどのインフラ設備の非破壊検査を行っています。私は特殊検査チームの一員として、水浸UT検査を担当しています。水浸UT検査とは、検査するチューブなどを水に沈め、管の表面から超音波を当て、その跳ね返りで肉厚を測定。腐食や亀裂などを測定します。稼働していた設備の定期検査は、その腐食具合から耐久年数を探り、交換時期を見極めることが目的です。プラント稼働中にチューブが破裂したとなると、大きな損害につながってしまいますので、責任重大です。そのことを肝に銘じ、わずかな異常も見逃さないよう、日々業務にあたっています。
 検査の現場は、関西営業所の管轄内が主ですが、依頼により、岡山、倉敷、今治、仙台、京都、北海道などへの出張も少なくありません。滞在期間は業務によって異なりますが、それぞれの街ならではの名所や名物に出会うことができ、とても楽しいです。これもこの仕事のひとつの魅力だと思います。これからも、全国各地を飛び回りたいです。

―この仕事に就いたきっかけを教えてください。

 大学では応用化学を専攻していましたが、非破壊検査という業界を知ったのは、大学で開かれた企業説明会でのことでした。その後、いくつかの検査会社の説明会に参加したり、自分なりに非破壊検査について調べていく中で、少しづつ興味が湧いてきました。また、就活のための適性検査でも、コツコツとした作業が苦手ではなく、細かなところにも気が配れるなど、業務とのマッチングがいいことが分かり、この業界へ進むことを決めました。最終的に当社を選んだのは、関西営業所の能美所長に「ぜひ来てもらいたい」と声を掛けて頂いたこと、そして業界でトップクラスの技術力があること、あわせて先輩方がしっかりサポートしてくださるということが決め手となりました。

―仕事の喜びは何ですか?

 ガソリンや生活製品に使われる石油・化学プラントのインフラ設備に関わることが多い仕事です。決して目立ちはしませんが、人の暮らしを支えていると感じられ、責任を持って仕事ができることが醍醐味だと思います。
 入社3年目ではじめて一人で現場を任されました。やる気と不安が折り重なった心境で現場に入った初日、大変なことが待っていました。というのも、検査道具が破損していて、予定通りに検査が進められないことがわかったのです。道具は翌日まで修理できない状態。頼れる先輩はそばにいないため、ひとりで何とかしなければいけません。どうすればいいのか、効率よく作業できる方法を必死で考えます。先輩や上司からもアドバイスをいただきながら、ひとつひとつ対処していきます。周囲の助けも借りつつ、翌日には検査工程の遅れを取り戻すことができ、無事に作業を完了させることができました。ほっとしたと同時に、仕事を完遂できたことへの大きな達成感を得ることができました。独り立ちの現場で、思わぬハプニングでしたが、現場での対処方法などを身をもって知るとてもいい経験になりました。

仕事を任されることは喜びです。
誇りを持って歩めるようスキルを磨きたい。

―学生時代に学んだことで、役立っていることは?

 直接的には、大学で学んだことは役に立っていません。しかし、検査の原理、根幹的なことは化学と一緒です。私の所属していた研究室では、教授に質問へ行くときは、わからないなりにも自分で調べ、質問を整理して聞くよう訓練を受けていました。こうした課題へのアプローチや、柔軟にものを考える姿勢はとても役に立っています。
 業務に就くためには、各検査ごとに免許が必要です。仕事がどんなに忙しくても、免許取得のために時間を作って勉強をする必要があります。年に2回しか受験チャンスがないため緊張感もありますが、先輩方がしっかりサポートしてくださるので安心して臨むことができました。

―10年後の自分は、どうなっていますか?

 早く後輩にアドバイスをしてあげられるような知識を身につけたいです。また、今持っている免許のスキルを向上させ、さらに所有者の少ない免許を取得して、仕事の幅を広げていきたいです。仕事を通じて経験を積み、養った知識や技術を生かして、技術開発にも携われるように成長していきたいです。

―検査に向いている人は?

 ちょっとしたミスが、大きな損害につながってしまいます。見逃し厳禁のため、細かいところに気配りができ、何ごとにも責任感を持てる人が向いています。地道な作業が多いので、忍耐力がありコツコツ同じ作業を続けられる人にもおすすめです。理系、文系関係なく、やる気があればできる仕事です。

―就活中の方へのメッセージ

 なかなか思うように就職活動が進まず精神的につらく感じる人もいるかもしれません。でも、就職活動は、自分の欠点や強みを客観的に感じることができるいい機会です。
 このときにしか経験できないことなので、諦めず、後悔のないように頑張ってください。当社のように、ニッチな分野でシェアを獲得している企業もあります。興味を持っていただけた方は、ぜひ、説明会などに参加してください!

関西営業所
芥川幸司さんの1日
  • 7:40出社

    ○始業前に、事務所の掃除や事務所周辺のゴミ拾いを。

  • 8:00朝礼

    ○現場の担当など、各々の一日の作業内容を確認。他の営業所や現場での出来事の報告など、連絡事項を伝達します。

    ○朝礼後、メールのチェック。担当現場の報告書の作成をスタートします。

    ○(現場作業があるときは、朝礼前に現場へ出発。現地で検査作業に取りかかります)

  • 12:00昼食

    ○先輩・後輩と雑談で気分転換。

  • 15:00報告書作成

    ○引き続き、報告書を作成。ミスがないように繰り返しチェック、完成後に上司に確認を依頼します。

    ○翌日に現場が入っている場合、現場で困ることのないように、使用する機材に問題がないか確認。メンテナンスも行います。

    ○社用車に機材の積み込み。モレがないように念入りにチェック。

  • 17:00終礼

    ○一日の作業を報告します。連絡事項の通達を終え、残業がなければ帰宅。報告書の締め切りが近づいていて終わりそうになければ、残って追い込み。

    ○帰宅後は、のんびり過ごします。